岩手の雇用情勢は(H26.4現在)

1.岩手県の有効求人倍率は、1.20倍(季節調整値4月分速報)で、
 全国平均の1.17倍よりも高く、都道府県別では16位である。

 ・北海道は、0.95倍で39位

 ・高い都道府県は、
  @東京都1.67倍、A福井県1.57倍、B愛知県1.49倍

 ・東日本大震災の被災県では、福島県1.43倍、宮城県1.30倍

  メモ:求人倍率〜求職(職を探している人)に対して、どれだけ求人(企業が人を雇用したい)
     があるかを示す数値。経済指標のひとつとなる。

2.岩手県の有効求人倍率は、24か月連続で1倍台をキープし
 安定している。しかし、求人は増加傾向で求職は減少傾向、
 また、新規求職者数や有効求職者数は震災後最少となり、
 人手不足の方向に向かっている。

3.県内での地域格差があり、
 震災での被害の大きかった沿岸地域で1.02倍(原数値)、
 比較的被害の少なかった内陸地域では1.08倍(同)となっている。

 ・これまでは、沿岸地域が復興需要で大きく上回る状況が
  続いていたが、先月から逆転した。

 ・また、久慈や二戸など県北部で低く、北上や花巻など県中南部で
  高い傾向がある。県中南部は工業地域でもあり、交通インフラ等の
  整備が進んでいることに関係か。


わたしのお仕事は

 被災求職者1万数千人を雇用した県内の約3千の事業所に対して、
 事業復興型雇用創出助成金という補助金をお支払いする仕事です。
 事業量がとても多いため、6月中ごろまではの平日は
 午前様帰りの日々でしたが、だんだんと落ち着いてきています。

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