2.空飛ぶ団子 5月19日記事

5月17日、岩手の玄関口、一関市を訪れました。
この日は県内でも二番目に面積の広い一関市で、
平成合併の旧8市町村を巡り、最初に訪れたのが、
国の名勝であり天然記念物である厳美渓でした。

厳美渓といえば、美しい渓谷の眺めもさることながら
花より団子で「郭公だんご」が名物です。




川をはさんで対岸の建物からロープが延ばされており、
岩場の客が、籠の中に代金を入れると、
籠が引き上げられ、お団子とお茶が返ってくるのです。




わたしは、岩場から団子を求めず、対岸のお店に行き、
団子を注文がてら、本サイトへの掲載について了解をもらいに
店員さんに声をかけます。

わたし「掲載、ご了解いただけますか」
奥にいた声の主「こっちに上がって来い」

声の主に従い、一緒に階段を上って2階へ行くと、
対岸の観光客が一望できる場所でした。
ここで、代金を回収し、団子とお茶を入れて
対岸の岩場の観光客に籠を渡していくのです。

一緒に階段を上った年配の店員さんが振り向きざま
対岸にある代金の入った籠を引き上げるよう勧めてきます。

「あっ」
以前テレビで見た社長さんだったのです。



ここから、約1時間、
とても美味しく、特徴的なやわらかい食感の
ごま・あん・しょうゆ三色のお団子とお新香、
お茶をいただきながら
社長さんとの語らいを楽しみました。

この地にこの食・この人あり。

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